掃除が楽な家を目指すために減らしたもの
新築の家を建てるにあたり、こだわりたかったのは掃除が楽な家。そのために、当たり前につけてしまいがちな以下の物を全部なくしました。
- お風呂の蓋
- 鏡
- 石鹸やシャンプーを置くカウンターやトレイ、棚
お風呂の発注の際、これらを全部「なし」で注文。水垢がたまりそうなところ、カビそうなところを最初からなくすことにしました。
①風呂蓋かわりに使っているもの
風呂蓋のかわりにしているのが、このアルミ保温シートです。
浴槽の大きさに合わせてサイズも色々あります。浴槽の形に合わせてカットし、風呂蓋として使用できます。
家を建てる前に住んでいたアパートのお風呂の蓋が壊れ、かわりにこちらを購入した結果…。
何の問題もなし!むしろ快適!
普通の風呂蓋と、アルミシートとで翌日の朝のお湯の温度がどれくらい違うか触って検証してみました。明らかにアルミシートのほうが温かかったです!!
入浴中は折りたたんでタオル掛けにでも引っ掛けておけばいいし、使わないときは軽く拭いて干しておけばすぐ乾きます。場所もとりません。
シャワーで軽く流して終わりです。もし汚れたり壊れたとしても、数百円で買えるので気が楽!
以上の点で、新築の家でも「風呂蓋なし」で発注することにしました。
②鏡は取り外し可能なものにする
あと鏡も、周りや裏がカビてきますよね…表面も水垢がつきますし。
「お風呂に鏡は絶対必要か?」というテーマで夫婦で議論した結果、「見ることもあるけどなくても困らない」という結論に達しました。
そこで、取り外しできる鏡を設置することに。
家作りをするまで知らなかったんですが、お風呂の壁には鉄板が入っているのでマグネットがくっつきます。くもり止め機能付きの鏡にすればお風呂で使えますし、取り外して裏も拭けるのでカビの心配もありません。
我が家では「鏡なし」で発注。最初はマグネットミラーを付けていましたが、だんだんと「やっぱりこれもなくてもいいかも」と別の場所に貼ることにし、必要な時(ヘアカラーなど)のみ貼りつけて使っています。
③カウンターやトレイもいらない
石鹸やシャンプーなどを置く場所。水垢や汚れがたまりやすいので、towerのマグネットタイプなど最近は壁掛け収納も主流ですね。
しかし、掃除を楽にするためには極力壁に取り付けるものを減らしたいのです。
その結果がこうです。我が家のお風呂の壁です。
カウンターもトレイもなしで発注。そのかわり、タオルバーを2本つけてもらいました。100均のカゴを引っ掛けたり、アルミ保温シートを挟んだりしています。
【公開】最終的に風呂設備にかかった費用はいくらなのか
我が家のお風呂メーカーは工務店さんのおすすめでトクラスです。数年前のトクラスの定価と、太字赤線が我が家の風呂設備のオプション費用です。
- 風呂蓋…巻きフタ→追加料金なし。断熱合わせフタ→18,000円。フタなし→16,000円割引。
- 鏡…コンパクトミラー→12,000円。ロングミラー→18,000円。ワイドミラー→38,000円。ミラーなし→0円。
- 収納棚(石鹸やシャンプーなどを置く棚)…2個で10,000円、3個で15,000円。大サイズ→20,000円。棚なし→0円。
- タオル掛け→1個1,000円。2個2,000円。
ということで、蓋なしを選択した結果16,000円の割引になりました。追加でかかったのはタオル掛け代2,000円です。トクラスには掃除を楽にする「かわるん棚」というのがありますが、それもなしにしてタオルバーのみにしました。これは定価なので、ここから割引にはなりますが、それでも鏡の高さにびっくりしますね…
ちなみにトクラスのシャワーは高さ調節が可能です。おかげで身長120㎝の娘でも自分で髪の毛を洗ったりできて大変便利です。
【番外編】本当はお風呂の窓もなくしたかった
色々と突き詰めた結果お風呂に窓もいらないのでは?と私は考えました。検索すると、同じ考えの人も割と多かったです。
- 夜は真っ暗。窓の外を見ることもないので不要
- どんなに断熱がしっかりしていても、冬は窓の所から冷気が入ってくる
- 防犯上も窓がない方が安全
- 浴室乾燥機能があれば、窓を開ける必要がない。むしろ窓を開けると虫や砂が入ってきて汚れる
- 日中明るい
結論としては、「窓はなくさない」ことにしました。子供が小さいので、夏にお風呂で水浴びをしたり、トイトレの後始末(おもらし処理)をしたりするからです…。しかし、2年経ちましたが窓を開けたことは一度もありません。やはり明るさのみの用途で必要となっています。
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